今回は人気お笑いコンビ、ロッチのコンビ名の由来について書いていこうと思います。
由来について調べていると、あるスポーツチームの名前と人気の駄菓子の名前が出てきました。果たしてロッチの名前の由来は何なのでしょうか?
ロッチの簡単なプロフィール
- 中岡 創一(なかおか そういち)
- 生年月日:1977年12月8日
- 出身地:奈良県
- ボケ担当
- 立ち位置は向かって右
- コカド ケンタロウ
- 本名:小門 健太郎(こかど けんたろう)
- 生年月日:1978年8月8日
- 出身地:大阪府
- ツッコミ担当
ロッチは、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビで、2005年に結成されました。
メンバーは中岡創一さん(ボケ担当)とコカドケンタロウさん(ツッコミ担当)で、シュールなコントが特徴です。独特のテンポと個性的なキャラクターで多くのバラエティ番組で活躍しています。
ロッチのコンビ名の由来
ロッチのコンビ名の由来について調べていると、ネット上では2つの説が浮かび上がってきました。
偽ビックリマンシールが由来?
1つ目が、1980年代に日本で大人気となったお菓子「ビックリマンチョコ」です。特にチョコに付いているおまけのビックリマンシールが子供たちの間で爆発的な人気になりました。この成功に便乗して登場したのが偽物のシールです。
カプセルトイに5枚ほど入っていましたが、シールの裏側をよく見ると、製造会社のロッテのロゴが「ロッチ」になっていて、当時の子供たちが大勢だまされていました。
ネット上では、お笑いコンビのロッチの名前の由来が、この偽ビックリマンシールのロッチからきているんじゃないかと噂になっていました。
しかしこの噂はデタラメでロッチと偽シールのロッチは全く関係はありません。
本当の由来はプロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」
ビックリマンシールのロッチとは関係がありませんでしたが、本当のコンビ名の由来は千葉に本拠地を置くプロ野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」です。
奇しくも千葉ロッテマリーンズの親会社は、前述したビックリマンチョコの製造を行っている菓子メーカーのロッテです。
こんな偶然ってあるんですね。
ロッチがコンビを結成したのが2005年です。この当時のプロ野球は千葉ロッテマリーンズが強かったことから、その強さにあやかろうとして名前を付けたということです。
しかしそのままロッテでは都合が悪いので、ちょっともじってロッチになりました。
なぜ野球チームから?と思う方もいるかも知れませんが、中岡さんが野球ファンだったこともあり、野球チームの名前を使ったと思われます。
ちなみに、ロッチのお2人は、ビックリマンシールのロッチを知らなかったそうです。
今でも偽ビックリマンシール説が根強く残ってる!?
前述のとおり、公式ではロッチのコンビ名の由来は、千葉ロッテマリーンズからきているということを書きましたが、一部ネットでは本当はビックリマンシール説が正しいんじゃないかという声があります。一体なぜなのでしょうか?
偽ビックリマンシールは、過去に訴訟に発展
当時、ビックリマンシールの爆発的な人気にあやかってその複製品を売っていたのが、玩具メーカーのコスモスでした。
しかし、子供同士でシールを交換する時に偽物だという理由で、ケンカやいじめに発展するケースが増えて社会問題化しました。これを受けてロッテは著作権法違反でコスモスを訴えるという事件がありました。
のちに、著作権法違反が認められ、コスモスの上層部の人たちが書類送検されています。
訴訟にまで発展したこの「ロッチ」がコンビ名の由来にするのはまずいと判断して、野球の千葉ロッテマリーンズからとった、という風に変更したのではないか?という噂があります。
これは、ロッチ=ビックリマンというのが、幼少期にビックリマンに夢中だったおじさん世代を中心に刷り込まれているので、コンビ名の由来がビックリマンという説がネットで勝手に広がったせいではないでしょうか?
私も初めて「ロッチ」というお笑いコンビを知った時は、ビックリマンのロッチが由来だと勝手に思っていました。
まとめ
今回はお笑いコンビのロッチのコンビ名の由来について書いてきました。
名前の由来は、プロ野球チームの千葉ロッテマリーンズだということがわかりました。
偽ビックリマンシールのロッチが由来ではないのかという噂もありました。
最後までご覧いただきありがとうございました。