大相撲の世界から、思わず二度見してしまうようなニュースが飛び込んできました。
十両・剣翔関が結婚を発表し、婚姻届を提出。その際の本籍地が「両国国技館」だというのです。
このニュースを読んで、多くの人がこう思ったのではないでしょうか。
- え、本籍ってそんな場所にできるの?
- 国技館って人が住んでないよね?
- そもそも本籍地って何?
今回は、この「なぜ両国国技館を本籍にできるのか?」という素朴な疑問を、ニュースの内容と制度の仕組みからわかりやすく解説していきます。
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剣翔関の結婚ニュースと「本籍地・両国国技館」
大相撲の元幕内で西十両11枚目の剣翔(34=追手風)が9日、婚約を発表した。相手は航空会社で客室乗務員として勤務している祐華さん(29)。すでに埼玉県内で同居しており、初場所初日の11日に東京・墨田区役所に婚姻届を提出予定。 pic.twitter.com/Z0lDdKYTPi
— Whats happening (@NSpointofview) January 9, 2026
報道によると、剣翔関は一般女性との結婚を発表。
婚姻届は場所入り前に提出し、その際に本籍地を「両国国技館(東京都墨田区)」にしたと明かしています。
本人も「本籍はどこでもいいみたいなので」と語っており、かなり自然体。
しかし、相撲ファン以外の人にとっては、かなりインパクトのある選択です。
なぜなら、私たちの感覚では、
本籍 = 実家 or 今住んでいる家
というイメージが強いからです。
そもそも「本籍地」って何?
まず押さえておきたいのが、本籍地の正体です。
本籍地とは、
👉 戸籍が置かれている場所(市区町村)
のこと。
重要なのは、
「実際に住んでいる場所(住所)」とはまったく別物だという点です。
- 住民票 → 今どこに住んでいるか
- 本籍地 → 戸籍を管理している役所の所在地
つまり、本籍地は生活の拠点ではなく、戸籍データの保管場所のようなものなのです。
本籍地って、どこでも自由に決められるの?
結論から言うと、
👉 日本国内の「実在する住所」であれば、原則どこでも可能
です。
これが、今回のニュースの最大のポイントです。
本籍地には、
- 自宅である必要もない
- 人が住んでいる必要もない
というルールがあります。
そのため、これまでも
- 皇居
- 東京ディズニーランド
- 大阪城
- 甲子園球場
などを本籍地にする人がいることが、たびたび話題になってきました。
そして当然、両国国技館も「実在する住所を持つ建物」。
法律的には何の問題もありません。

なぜそんなことが法律的にOKなのか?
戸籍法では、本籍地について
- 日本国内であること
- 実在する地番・住所であること
さえ満たしていれば、細かい制限はありません。
本籍地はあくまで、
「この戸籍は、どこの市区町村が管理しますか?」
を決めるためのもの。
「住んでいるかどうか」「思い入れがあるかどうか」は関係ないのです。
だからこそ、
力士人生の象徴ともいえる「両国国技館」を本籍地にするという剣翔関の選択は、制度上も気持ちの面でも成立しているわけです。
婚姻届と同時に本籍地を変えられる?
実はこれもポイントです。
結婚すると、新しい戸籍が作られます。
そのため、婚姻届を出すタイミングで本籍地を自由に設定できるのです。
剣翔関はこのタイミングを使って、
本籍地を「両国国技館」にしたと考えられます。
わざわざ後から変更手続きをしなくて済む、合理的な選択でもありますね。
本籍地を自由にするとデメリットはある?
一方で、注意点もあります。
本籍地を置いた市区町村が、
- 戸籍謄本
- 戸籍抄本
などを管理することになります。
そのため、
- 遠方だと手続きが少し面倒
というデメリットがありました。
ただし近年は、
- 全国の役所で戸籍証明書を取得できる制度
も進んでおり、昔ほどの不便さはありません。
話題性や思い入れを重視する人にとっては、十分アリな選択と言えます。
まとめ|両国国技館を本籍にできる理由
最後にポイントを整理します。
- 本籍地は「住む場所」ではなく「戸籍の所在地」
- 日本国内の実在する住所なら基本的に自由
- 建物や施設でもOK
- 婚姻届提出時に新しく設定できる
- 両国国技館は正式な住所があるため問題なし
つまり、
👉 剣翔関が本籍地を「両国国技館」にしたのは、制度的にも感覚的にも納得できる選択
というわけです。
相撲人生の中心とも言える場所を本籍にする――
力士らしくて、どこか粋なエピソードですね。

