松本人志監督の歴代映画の興行収入は?大赤字ってホント?

人物

現在、活動休止中のダウンタウンの松本人志さんですが、芸人・俳優・司会者・作家として幅広く活躍されています。

そして松本人志さんのもう一つの顔といえば映画監督です。

今回は松本人志さんが撮った過去の映画の興行収入について書いていこうと思います。

過去には著書の中で「映画は撮らない」宣言

映画監督としての肩書きを持っている松本さんですが、実は自身の著書「遺書」の中で、将来映画は撮らないと書いていました。理由は、映画にお笑いの要素を取り入れられないことや、お金がかかりすぎる点を挙げていました。

のちにこの事について質問された時には「人間は成長していくもの。考え方はどんどん変化していくし、それが良い方向に変わるんだったら全然問題ない」とおっしゃっていまいた。

たしかに10年あれば、人の考え方なんて全く変わっていてもおかしくないですよね。

松本監督の歴代映画の興行収入

これまで常にお笑い界、芸能界のトップランナーとして君臨し続けてきた松本人志さんですが、映画監督としては苦戦しています。これまで4本の映画を製作していますが、期待されたほどの興行収入を上げていません。

作品名公開日興行収入
大日本人2007年6月2日11億6,000万円
しんぼる2009年9月12日4億7,000万円
さや侍2011年6月11日6億3,100万円
R1002013年10月5日2億3,100万円

こうして見ると、デビュー作の「大日本人」以降は興行的に苦戦しているのが印象的です。

唯一のヒット作?である大日本人で制作費が10億円といわれているのでやっと収支がトントンという状況です。

特に4作目のR100のコケっぷりが凄まじく、公開から2日間の興行収入はわずか約5200万円という有様でした。公開スクリーン数が全国223という大きな作品にも関わらずこの数字は、異例とも言える不入りでした。

残念ながら2作目以降は大赤字が続いているようです。

過去3作の映画で松本映画=つまらない、という負のイメージが定着してしまったのかも・・・

ビートたけしが松本映画にコメント

同じ芸人の映画監督として成功を収めているのがビートたけしさん。過去に松本さんの映画に対してコメントをしていたことがありました。芸人松本人志に対しては、

「松本くんたちはわれわれを見て育ってきたから、レベルはおいらより上だと思うけどね。いい感覚してると思う」

と、絶賛していましたが、映画監督松本人志に関しては、

「ただ、映画はヘタだなと思うんだけど。俺がついていけてないだけなのか。でも興行収入もついてきてないし」

「もしかしたら、あと何年かして、松本人志が作った映画はすごかったって時代が来るかもしれない」

と現状では厳しい評価をしつつ、今後の評価には含みを持たせていました。

かつては北野監督の後継者と言われていた時もありましたが、まだまだその背中は遠そうです。

まとめ

今回は松本人志さんが監督をした、過去の映画作品の興行収入について調べてみました。

2作目以降は赤字続きで、期待されていた数字は上げられていませんでした。

前作のR100の製作から10年以上経ちますが、今のところ松本監督の次回作の話は全く出ていません。これだけ赤字続きだとなかなかお金を出してくれるところはないのかも知れませんね。

そもそも松本人志さん自身が映画作りにもう興味を持っていないのかも知れませんが、前作から10年以上経った今だったらどんな映画を作るのか興味があります。みなさんはどうでしょうか?

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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