あたりまえ体操を歌ってる人は誰?COWCOWじゃない「あの美声」の正体とは!

人物

「あたりまえ〜♪ あたりまえ〜♪ あたりまえ体操〜♪」

一度聞くと頭から離れない、お笑いコンビCOWCOWのリズムネタ「あたりまえ体操」

シュールな歌詞も面白いですが、「やたらと良い声のボーカル」が気になったことはありませんか?

「多田さんが歌ってるの?それとも善しさん?」と思っている方も多いようですが、実は歌っているのはCOWCOWの二人ではありません。

この記事では、あたりまえ体操を歌っている「美声の主」の正体と、なぜ芸人本人ではなく彼が歌うことになったのか、その意外な裏話を紹介します。
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あたりまえ体操を歌ってる人は「樋口太陽」さん

結論から言うと、あの声を担当しているのは、音楽プロデューサーの樋口太陽(ひぐち たいよう)さんです。

芸人さんではなく、CM音楽などを手掛ける「音のプロ」の方でした。

樋口太陽さんのプロフィール

項目内容
名前樋口 太陽(ひぐち たいよう)
職業株式会社オフィス樋口 代表取締役
音楽プロデューサー
出身福岡県田川郡
担当作曲・歌唱(作詞はCOWCOW)

実は樋口さん、このネタの「作曲」も担当しています。COWCOWの二人が考えた歌詞に、樋口さんがメロディをつけ、さらに自ら歌っているというのが真相です。


なぜCOWCOW本人ではなく彼が歌っているの?

なぜ、芸人のネタなのに本人が歌わず、作曲者が歌っているのでしょうか?そこには、このネタが完成するまでの面白い偶然がありました。


きっかけは「仮歌(デモテープ)」だった

当初、このネタはCOWCOWの二人が歌う予定でした。

楽曲制作を依頼された樋口さんは、曲のイメージを伝えるために「こんな雰囲気の曲はどうですか?」と、自分で歌を吹き込んだデモテープ(仮歌)をCOWCOWに渡しました。

しかし、そのデモテープを聞いたCOWCOWの二人は衝撃を受けます。

「この声、面白すぎるし良い声すぎるから、このままで行こう!」

樋口さんの、あえて感情を込めずに朗々と歌い上げる「美声」が、シュールなネタの面白さを倍増させていることに気づいたのです。

こうして、仮歌がそのまま本番の音源として採用されることになりました。あの「ええ声」は、狙って作られたものではなく、作曲者がガイド用に歌ったものだったのです。


樋口太陽さんは「YDK」や「シナぷしゅ」も手掛けるすごい人

あたりまえ体操で有名になった樋口さんですが、本業の音楽プロデューサーとしての経歴もすごいです。皆さんが一度は聞いたことのある、あのCMソングも彼の手によるものです。

明光義塾 CM「YDKのうた」
「YDK〜(やれば・できる・こ)」というフレーズでおなじみの曲。

テレビ東京『シナぷしゅ』
大人気赤ちゃん番組のオープニングや「つきうた」などの楽曲制作。

SHISEIDO、JAL、ロッテなどの企業CM
また、歴史好きの間で超有名なポッドキャスト『コテンラジオ(COTEN RADIO)』のパーソナリティ、樋口聖典(ひぐち きよのり)さんは実のお兄さんです。

兄弟そろってクリエイティブな才能を発揮されているんですね!


まとめ:あたりまえ体操の歌は「プロの犯行」だった

今回の記事のまとめです。

  • あたりまえ体操を歌っているのはCOWCOWではない
  • 正体は音楽プロデューサーの「樋口太陽」さん
  • 作曲時の「仮歌」が良すぎて、そのまま採用された
  • 「YDK」や「シナぷしゅ」も手掛けるすごい人

あたりまえ体操があそこまでヒットしたのは、COWCOWの動きはもちろんですが、樋口さんの「無駄に良い声(褒め言葉)」があったからこそかもしれません。

久しぶりに動画を見る時は、ぜひその「歌声」にも注目して聞いてみてください!

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